講演会 都市防災と地域の消防団の役割

 

「生活環境を考える会」として区民の皆様の生活環境に係わる諸問題を取り上げて、第3回となる勉強会が、10月29日(木)に尾久ひろば館で尾久消防署の署長さんを始め署員の方々と、尾久消防団の全面協力を得て「都市防災と地域の消防団の役割」と題した講演会が参加者約50名で開催された。

 

 定刻7時、司会石原俊一郎氏の開会挨拶に始まり、主催者代表小坂まさみ後援会 芝江貞徳会長の熱い挨拶があり、次に講演者、いつも笑顔を絶やさない尾久消防署警防課課長補佐の野里博章消防指令(消防団担当係)と署員3名が紹介された。

始めに消防団について説明がされた。

《消防団の歴史》

 江戸時代に大岡越前守忠相が発足した町火消制度から、明治5年に消防組となり、昭和14年、警防団と改名し、昭和22年から現在の消防団という組織に至っている。

《消防団の特色》

1.地域での身近な情報を多く持っている
2.いろいろな職業の人が参加しており、様々な技術・知識を持っている
3.主に地域で生活しており、短時間で集まる事が出来る

《消防団の活動》

1.災害対応 ・ ・ ・ 火災・水災・震災
2.災害予防 ・ ・ ・ 年末年始、各種催事に伴う消防特別警戒
3.防火・防災に関する普及・啓発 ・ ・ ・ 地域リーダーとして住民指導
4.消防団員としての教育・訓練 ・ ・ ・ 上級救命講習・各種訓練

《消防団の行事》

東京消防出初式,消防団始式,水防訓練,消防操法大会,祭礼警戒,
総合防災訓練,消防団点検,震災訓練,年末特別警戒

 

 荒川区には荒川消防団,尾久消防団があり、日夜いざという時の為に待機している。

 火災では、放火件数が圧倒的に多いので、可燃物の放置・火遊び小児によるライターの不始末があります。どうか日頃から皆さんで注意をして頂きたいと思います。

 また、火災通報は119ですが、地元の消防署ではなく大手町の東京消防庁司令室に届きます。「○○区・○丁目・○番地・目標物は○です」と告げて下さい。火事か救急かも忘れずにお願いします。

 水害予防では家の傍の排水溝などに落葉、ゴミ等が詰まっていたら日頃から取り除いておいて下さい。

 熱中症は室内でも発症いたしますので覚えておいて下さい。

 ご存知ですか?平成22年4月1日から住宅用火災報知器の設置義務化が始まります。わからない事があれば地元の消防署に問い合わせて下さい。

   
以上の講演のあと、続いて菅家消防隊員によるAEDの実演が行なわれた。
 

 1.倒れている人の周囲の安全を
   確認する。
 2.倒れている人に声掛けする。
 3.反応が無いと判断したら119番
   への通報とAEDの使用。
 4.あごを上げて気道を確保し、人工
   呼吸、・心臓マッサージを行なう。
 (但し感染予防の点から心臓マッサ
  ージだけでも効果があるとの説明
 5.AEDはフタを開けるとスイッチが
   入る機種と自分でスイッチを押す
   機種があり、AED本体の音声ガ
   イダンスの指示を聞きながら誰に
   でも操作ができる。
 6.まずは身近な人の為に是非覚え
   て下さい。

 参加者の代表として芝江会長が実際の操作を体験した。

 署員の指導を受けながらの心肺蘇生法を実施しましたが、「頭の中では解っているが実際は難しいよ!」と講演会後にポツリと言っていました。

 気が付いてみるともう閉会の時刻となった。

 最後に小坂まさみ荒川区議会議員の「これからも身近で大切な情報を発信出来る機会を企画して行きたいと思います。」という挨拶で閉会とさせて頂きました。

文責 恒至